【富士登山で注意したいポイント】登りが絶好調な人は下りに注意!

【富士登山で注意したいポイント】登りが絶好調な人は下りに注意!

登山は登ることより下ることの方が難しいと言われています。
これは富士登山でも例外ではありません。

標高差が大きければ大きいほど下る距離、標高差も大きくなります。
登った分、下らなければいけません。

下りがポイントになる富士登山

登りが絶好調な理由

思ったよりも身体が動くなぁ。
これは山頂まで登れるかもしれない!

登山前は不安な気持ちが強く、富士山に登るというだけで興奮したり、緊張したりするものです。
いざ登山を開始してみると想像以上に歩けるということもあります。

・同行者・メンバーと楽しく登山できているから。
・天気が良いから。
・周りの雰囲気が良いから。

歩き始めると頑張ろう!
という気持ちに引っ張られて歩くことができます。

目安にしたい体力度

5合目に始まり、5合目で終わる富士登山。
どれくらいの体力を残しながら富士山に登っていけばいいのでしょうか。

一番人気の吉田口を起点としたルートでご説明したいと思います。

登り5合目

登山前は体力100%の元気があると思います。
お腹を満たし、高度順応のために時間を費やすことに集中してください。

体力:100%

登り6合目

思っていたよりキツい。
そう思う方も少なくないかもしれません。
ここまでは予行演習。
90%くらいの体力を残しておきたいところです。
体力:90%

登り7合目

すでにこの時点で息を切らす人も出ています。
6合目をスタートしてすぐハードな登り道が待っています。
体力のある人には余裕かもしれませんが、普段運動をしない人にとっては厳しい登り坂に感じているはずです。
体力:75%

登り8合目

登山にも慣れ、身体が順応し始めます。
ハイペースで登ってきた場合は順応しづらい傾向にあります。

体力の減りもゆっくりになってきます。

体力:65%

登り本8合目

8合目前後からの登山者渋滞で体力は少し消耗します。
また標高が上がることで風が強くなり気温の低下も。

体力:50%

登り10合目・山頂

ここまでで体力を最低でも40%は残しておきたいところです。
仮に難しいのであれば登頂を断念することも検討しなければいけません。

もし山頂に着いた後に剣ヶ峰やお鉢巡りをすることを考えると山頂に到着した時点で50%以上の体力は確保しておきたいところです。

体力:40%

下り8合目

山頂から下り8合目まではあっという間です。
疲れたと思うこともあまり無いかもしれません。

8合目でトイレを済ませておくことをオススメします。

体力:35%

下り7合目

8合目から7合目まで非常に長く、小屋はもちろんのことトイレもありません。
7合目には公衆トイレが設置されており、途中トイレに行きたい方は精神的な焦りから非常に長く感じることと思います。

体力:15%

下り6合目

これまでの下りから6合目までの下りは変化に富んでいます。
シェルターが出現したり、樹林帯に入ったりするため歩いているのも楽しく感じるかもしれません。

体力:8%

下り5合目

泉ヶ滝からの登りが疲れた身体に鞭を打って歩き続けます。
おそらくヘトヘトになって5合目に戻ってくることでしょう。

体力:0%

 

下山は義務

どこまで登るかという判断は登山者が決めることです。
登るのは登山者の自由ですが、無事に帰らなければいけない下山は義務と言っても過言ではありません。

下山途中での気付き

下山途中で想像以上に下りがキツイことに気づきます。
長い道のりは体力を奪い、精神的な疲労を感じさせます。

思っていたより厳しく、挫けてしまうケースも非常に多く見受けられます。
結果として馬タクシーに頼る登山者も多い現実です。

下山が厳しい理由

足への負荷

登山者の体重が足への負荷となります。
負荷に対して必要な筋肉量などが備わっていない、歩き方が異なる、靴が合わないなどの理由で支障が生じる場合があります。

少ない山小屋

吉田ルートの登りでは全ルートの中でも最も多い山小屋数を誇りますが、下山道においては小屋は数えるほどしかありません。

小屋が少ないことで非常に距離も長く感じるため、精神的な疲労が蓄積されやすくなります。

 

 

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