2016年ハードシェルを選ぶポイントまとめ!

ハードシェルは自分を守ってくれる!

ハードシェルは高い買い物です。悩むこともたくさんあるかと思います。そんな方の助けになればと思い本記事を書かせていただきました。

雪山で自分の身を守る最後の砦になりますので、後悔のない買い物をしていただければ幸いです!

もし雨具を買おうか、ハードシェルを買おうか悩んでいるようでしたら、下記記事がオススメです!

ハードシェル買おうか悩んでいる方にはこちらの記事がオススメ!

 

ハードシェルを選ぶポイント

難しいこと書いても悩み事が増えるだけですので、シンプルに書いておきたいと思います。

  1. 生地・材質
    ゴアテックス、eVent、ドライQエリート、POLARTECなど様々な素材が出ていますが、防水性や透湿性、防風性、耐久性、厚さなどが異なります。各アウトドアブランドメーカーはどの材質を使うか検討してハードシェルを作っています。
  2. ベンチレーション
    必ずベンチレーションがあるタイプを選ぶようにしましょう。レイヤリングをするまでもない時などはこのベンチレーションを活用して体温の調節をします。
    ベンチレーションの開口部分の大きさや開け閉めのし易さなどチェックしてみましょう!
  3. ポケットの位置
    ハーネスをつけるかどうかでポケットの位置を左右します。アルパインクライミングやガイド山行などの場合はハーネスを装着しますので、ポケットがジャケットの下の位置にあると干渉してしまい使いづらくなってしまいます。そのためポケットはハードシェルを購入する際に大事なポイントとなります。
  4. ヘルメット対応
    ヘルメット装着時にハードシェルのフードがかぶれるかどうかがポイントになります。またフード周りのサイズ調節ができることが必須条件です。
  5. フィット感
    最終的にはここが決定的なポイントになります。袖・二の腕・お尻・太もも・足回りなどに注意して着心地を確かめましょう。

パンツも重要な選択!

上下揃っていないハードシェルも多くあり、場合によってはパンツ・ズボンを好みで選択する必要があります。

ポイント1

パンツは大きく分けてお腹部分を覆いサスペンダーが付いているビブパンツと腰で止める一般的なパンツの2種類です。

グリセードやシリセードをすることが想定されるので、腰の部分から雪が入ってこないビブパンツがオススメです。ただしビブパンツはお腹部分を覆い、熱がこもるので暑がりの方にはオススメしませんのでご注意を。

ポイント2

トイレをするためにジッパーの取り付けが工夫されているものがあります。

トイレのたびにズボンや靴を着脱するのは大変な手間になりますので、こういったポイントを抑えておくと使い勝手が向上します。

ポイント3

スパッツ・ゲイターが付いているモデルがあります。(たいていのハードシェルにはついています。)

足の内側に厚い生地を使用しており、アイゼンからの傷つきを抑えます。

 

ビブパンツがダメならスノースカート・カフでカバー!

ビブパンツはちょっと…という方は、ジャケットにスノースカートやスノーカフが付いているものがオススメ!と言いたいところですが、なかなか取り扱いが少ないので探すのには苦労するかもしれません。

ずり上がり防止の簡易ハーネスが付いているタイプもあるので、そういったタイプもオススメです。

 

 

重要ではない…ですが、ちょっとした選択のポイント!

  • 保証が付いている
    メーカーによっては半年もしくは1年程度の保証が付いていることがあります。
  • 襟周り
    襟の長さによって首や口を覆うなどがあります。防風性の視点からも襟周りが長いと良いことがあります。
  • 袖口
    袖部分にもカフがついているモデルがあります。袖部分からの雪の侵入を防いでくれるのであると助かります。

好みのモデルじゃなくても希望を満たしていれば良いかと思います!
もし迷った時などはこういうポイントも参考にしてみてください。

 

ハードシェルはよく悩もう!

雪山登山における装備の中でも群を抜いて高くなるのがハードシェルです。

ハードシェルで金額に差が出やすいポイントが、素材とブランド料の2つです。この2つのポイントを抑えて、ハードシェルを決めましょう!

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