山の水はどうしてこんなに美味しいのでしょうか。
山に登れば南アルプスの天然水がそのまま山で飲むことができます。
しかし、そんな水も山域や山小屋によっては非常に貴重になります。
蛇口をひねれば水が出てきて好きなだけ使えるとは大きな声では言えない事情が山小屋にはあります。
水を使うマナーは知らなかったら怒られる、、、ということで水の使用方法をご紹介します!
水を大切にするマナー
なんで水を使うのにマナーがあるの?ルール?
何それ!そんなの知らないよ!
登山を始めたばかりの人にとっては疑問だらけかもしれません。
山小屋での洗面スペースではマナーを守ることが求められます。
一人一人の良識によって支えられていますので守るようにしましょう。
必ず守りたい3つのマナー
![水の無駄遣いは止めよう](http://dev.yamaguide.com/wp-content/uploads/2018/06/cup_of_water4-1024x683.jpg)
・水の出しっ放し
・必要以上に水を使う
・洗濯をしない
・身体を洗わない
山小屋に宿泊、休憩する際に水を使う機会があります。
必要以上に水を使ったり、水をコップに入れても残してしまっているケースも見受けられます。
水を使う機会
・手洗い
・歯磨き
・洗顔
・食事中のお茶や飲料水
・トイレを流す水
・水筒の補給
などで水を使う機会が出てきます。
必要に応じてコップなどを上手に使い最小限の水で用を足すことができるようにしましょう。
山小屋の水事情を解説します
山小屋によって様々な諸問題を抱えています。
・水資源が雨や雪に左右されている
・小屋と水源が離れている
・雨水以外の水源が無い
・水タンクのメンテナンスが大変
・毎年雪の中から水源を掘り出してる
・ポンプが壊れて水が汲めない
こういった事情を抱えています。
(一部の山小屋を除いて)知恵や工夫で乗り切っているのが実情です。
みんなで出来る水対策
歯磨き
歯磨き粉を使うことで口をゆすぐ水を多く使ってしまいます。
(山での歯磨きは賛否両論ありますが)歯磨きをする際には歯磨き粉を使わないブラッシングのみを行い、お茶やキシリトールガムで補うなどの方法も推奨されています。
※歯磨きに関しては別途特集記事を掲載予定です。
水を持っていく
水をできる限り持参するのも山小屋に貢献する水対策の一つです。
自分で使う水は自ら用意する姿勢ですね!
ただし、この方法は量によっては体力を大幅に奪い山行の成功の可否を左右します。
無理のない範囲での量を持つようにしましょう。
また水源などが途中ある場合は上手に活用するようにしましょう。