山小屋について書いてみる
今度は泊まったことがある山小屋について書いてみます。意外と知りたい情報って公式ホームページに書いてなくて電話で問い合わせるか悩んだりしますよね。私が山小屋に泊まる時に知りたい情報とかを踏まえつつ、レポしてみたいと思います。
とか言いつつあまり写真がありません…。
お許しください!
唐松岳頂上山荘の基本情報
泊まった日:2018年7月15日
泊まった場所:唐松岳頂上山荘・本館
公式ホームページ:http://karamatsu.jp
立地について
八方アルペンラインの終点である八方山荘から約4時間、山頂まで約20分の場所に位置しています。
標高2,600m付近の高山帯に位置しているので、夏でも朝晩はかなり冷え込みます。
寝床について
予約がいらないためか、17時ごろにならないと一人当たりどのぐらいのスペースがもらえるかはっきりしません。山小屋という性質上早く着いたから広いスペースがもらえるということはありません。
しかし、ゆったり寝たいという人のために、個室(新館)もあり、そちらは電話での予約が可能です!
相部屋(本館)は2段の蚕棚になっており、1区画お布団4枚のスペースがあります。通常の混雑ぐらいだと6人で1区画、大混雑だと12人で1区画なんてこともあるとかないとか。
トイレについて
私が宿泊した本館は入り口正面にトイレがありました。トイレはさすが人気の山小屋だけあって綺麗で、山小屋あるあるのティッシュは流さずゴミ箱への簡易水洗式のタイプです。出入り口付近の流しで雨水ですが手も洗うことができます。
朝ご飯の後は長蛇の列ができていたので、出発を急ぐ人はご飯の時間までに行くのがオススメです。(ちなみに宿泊者以外は300円/回で貸し出していました)
また、到着後にも行列が…更衣室がないので男女グループの女性陣がトイレで着替えていたみたいでした。
タバコ、自炊場について
タバコを吸わないのでしっかり見てはいませんが、館内でタバコの匂いがするところがなかったことと、「全館禁煙」の文字がありましたので、皆さま外で吸われていたみたいです。
また、自炊場は1グループ用と思われるぐらいコンパクトで簡易的な作りでした…
飲み物について
飲料水は基本的に購入になります。(当時は500mlペットボトルが自販機で300円)
量り売りのお水もありますが、天水なので、そのまま飲めません。
一度煮沸する必要があります。(1Lで150円)
手洗いの水は天水のようで、口をすすぐのも進めていませんでした。歯磨き用にコップ一杯からも販売していました。
テルモス(水筒)を持っていけば500ml300円でお湯かほうじ茶を買うことができます。
食事について
夕食
山小屋に宿泊受付した順で、17時半からの3回転でした。その日にもよるみたいですが一回あたり30〜40分です。お味噌汁とご飯はおかわり自由で、おかずは卵・お魚・お肉と色々な種類が入っていました。
朝食
この日は朝5時から先着順でした。夏は日の出を見てその足で食堂に行くとちょうど良さそうです。確実に早い時間に出発したい人は、朝食弁当に変えるのがいいですね。夜と同様、お吸物とご飯はおかわり自由で、おかずは焼鮭がメインでした。
喫茶営業
夕飯の1時間前ぐらいまでは2階の喫茶店も開いています。どこの山小屋にも多いですが、ごヒートケーキのセットがオススメみたいです!
売店について
登山バッチ・Tシャツなどの登山グッズの他に生ビールなどのお酒も購入できます。
生ビールは気圧が低いせいか泡がとっても細かくクリーミーで美味しかったです^ ^
営業時間が短いので買いたい人は夕飯までに買うといいですよ!夕飯ごと朝は営業していませんでした。
もって行ってよかったもの
耳栓
言わずもがなですね!相部屋でも女性部屋を作ってくれていますが、イビキはもちろん、おしゃべりを続ける人もいるので必須です。
薄荷(ハッカ)スプレー
混雑時はかなり汗臭さが漂います。特に2段蚕棚の冗談は蒸します…同じ区画の人の同意が得られれば空間に、もしくは手ぬぐいにプッシュして胸元に置いておくと爽やかになります。
手ぬぐい
上記然り、手を洗った時や汗を拭く時に便利です。山小屋はゴミを減らすためにペーパータオルなどは置いていないことが多いです。タオルは乾くのに時間がかかるので、薄手の手ぬぐいがいいですかね?
ライトダウンorフリース
夕焼けを見る時、ご来光を見る時は夏でもあったほうがいいです。レインウエアの下に着込めば風も遮れるから完璧ですね!
山小屋って
お風呂は入れないけど意外と快適です。今回レポしたのは人がたくさん来る観光地的な山小屋でしたが、もっと凄いところもあるそうです。
まずはいろいろ行ってみるしか無いですね!