スノーソーってなんだ?
スノーソーは雪を切ったり、時に枝を切ったりするものです。
え?枝を切ることはなんとなくわかるけど、雪を切るの?
そうです。雪を切ります。
雪洞作りやイグルー作り、防風壁の設営やトイレの囲い作りなど多岐にわたって活躍します。
今回は役立つスノーソーを取り上げたいと思います。
スノーソーはこんな感じ
スノーソーの見た目はノコギリ。
枝も切る必要がある時に役立たないと意味がありませんので、基本性能はノコギリです。
重いもので400g(鞘込みの重量)近くあります。
スノーソーを一覧にしてみます。
- イグルー35cm折りたたみスノーソー(写真下)
MSR ベースキャンプ ソー(写真下)
- G3スノーソー ボーンソー(写真下)
必要とされるスノーソーの条件
スノーソーは必ずしもグループ全員が持っている必要はありません。
最低一つ。多くても2つ、3つあれば十分といえます。
グループ内で皆さんが使いまわしても使い易いスノーソーを選びましょう。
スノーソーを選ぶ上でチェックするポイントをお伝えします。
刃渡30cm以上
鞘も含めて軽ければ軽いほど良いです。
- 刃は粗めの物が良いでしょう。
それだけです。
刃の特性など他にもチェックするポイントはたくさんありますが、刃と重量さえ心配しておけばあとは大きな心配はないです。
お勧めできるスノーソー
ユーエム工業社から発売されているシルキー・ゴム太郎 荒目 替刃になります。
あれ?替刃?
そうです。この替刃に自己融着タイプのテープをグリップの部分に巻いて使います。
鞘もついていませんので、鞘は自作して刃を露出させないようにします。
お勧めできる理由
- 圧倒的に軽い
- 安い
- 良く切れる
機能的にも、価格的にも満足度の高いスノーソーになります。
グリップ付き、鞘付きの物も販売がありますが、かなり重くなるため一般的なスノーソーの購入をお勧めします。
スノーソーってそんなに違いがあるの?
率直に書くとあまり大差はありません。
軽くて、刃が荒いスノーソーが良いでしょう。
雪山装備の中で軽くできる物は軽くしたいものです。
スノーソーは軽くできる一つの装備かもしれません。刃だけで100gを切る軽さですから。
一度購入して使ってみてください。
雪山で出会った人からも「良いもの持ってるね」と声を掛けられること間違いありません!