ツアー会社って安心?

登山ツアー参加時に見ることができる景色の写真 登山の始め方

登山ツアーを主催している旅行会社やガイド、山小屋は多くあります。
実際にツアーを利用されている方も多くいらっしゃいますが、ツアーすら使わずに登山されている場合が多いのではないでしょうか。

これからツアーを利用してみたいという登山者にとってまず心配なのは

“旅行会社のツアーは安心して参加できるのか”

ということに尽きるかと思います。

山岳事故と信用

旅行会社は一般的に交通機関の手配やバスなどの運行を行い、登山(山岳)ガイドとの連携、山小屋の宿泊の手配などをまとめて行ってくれています。

窓口を担ってくれている旅行会社を信用して申し込むわけですが、登山の特性上まったく事故がないわけではありませんし、100%事故に遭う可能性はありませんと断言する旅行会社は皆無でしょう。

登山ツアー参加時に見ることができる景色の写真

旅行会社へ求める安心感

一般的には?

観光庁の許認可を受けて営業を行っている旅行会社。
多くの旅行会社では一般社団法人日本旅行業協会(JATA)や旅行業公正取引協議会の会員企業として活動しており、万が一の場合の補償などにも対応していることから一つの決め手として安心材料になるのではないでしょうか。

 

登山ツアーでは?

電車が遅延してる。
高速道路は渋滞していて予定が大幅に遅れている。
登山道が崩壊している。

何かあった時でも対応をしてくれる。
そう思っている方もいるかと思います。
登山ツアーという特性上、どんなことでも対応してくれるわけではないかと思います。
実際、ケースバイケースの対応になるかと思いますが、返金や代替案の提示、中止などで対応していただくことになるかと思います。

安心感が得られなかった時の対処法はこちら。

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「山岳事故は起きている」が前提

ツアーに参加しているお客様が山岳事故に遭ってしまうということは毎年起きています。
ツアー会社が山岳事故を公にすることはあまりないため実数は把握できていませんが多くの件数には至っていないと予測しています。

これは大きなツアー会社においても例外ではないかと思います。
問題は事故に対してどういう対応をしていただけるか。
それが安心感に繋がってくると思います。

山岳事故が発生した時の対処法

生存確認、応急救護が真っ先に行われます。
次に救助要請を行います。
この際ツアー参加者の安全確保が同時に行われます。
安定した姿勢で長時間待機できる場所である必要があり、また強風や寒い中で低体温症にならないよう配慮が必要となるためです。

一般的な登山ツアーの場合、登山ガイドとツアー会社社員またはスタッフが同行しています。山行中は登山ガイドに責任が一任されていることが多く、登山ガイドの指示に従うようにしてください。

救助された後にツアーが続行されることもあります。
場合によっては山頂を諦める場合などの可能性も十分にありますが安全第一としてご理解いただく他ないでしょう。

 

山岳事故=信用できないというわけではない

山岳事故を起こしているから旅行会社を信用できない。
そうした考えに至ってしまうのも無理はないかもしれませんが、それはおそらく極論といえます。

それは事故の原因が何かはわからないからです。
天災である可能性もあれば、(ツアー部外者からの)落石を受けての事故である可能性もあります。

実際、事故が起きた時の対応方法やその後の旅行会社の対応がポイントになるかと思います。

山岳保険は欠かせない

旅行会社でもご用意いただいている保険などありますが

医療費や休業時の保障などを考えると保険は欠かせないと言えます。
また落石を起こして他人を怪我させてしまったという可能性もあるため損害賠償などに対応した保険への加入をお勧めします。

ツアー会社様/ガイド様募集

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