雪山を始める前に最低限の4つを認識しよう!

雪山 雪山ノウハウ
厳冬期の八ヶ岳・蓼科山

白銀の世界、綺麗な景色に憧れて雪山登山に踏み出す方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方が、雪山の世界に一歩踏み出す前に、知っておいて欲しい真実をお届けしておきたいと思います。

たった3つの真実ですが、お読みいただかないと後で後悔することになりませんので、心してお読みください。

1.雪崩の危険性が隣り合わせである。

雪が積もれば、そこには雪崩がいつ起きてもおかしくない危険性が生まれます。

残念ですが、どんなに雪崩を見ている経験のある方でも、地元に住んでその山の天候を見届けていない限り完璧には雪崩の危険性を予知することはできません。

現実に毎日のように雪崩が起き、登山者が増加する週末には雪崩事故のニュースが流れてきます。
そんな時のためにも雪崩について学び、雪崩が起きた時の装備・3種の神器なども整えるようにしましょう。

雪崩3種の神器(ビーコン・シャベル・プローブ)について

 

2.雪庇、滑落・・・雪崩以外にも危険がいっぱい!

雪庇、ホワイトアウト、凍傷、踏み抜きによる転倒、滑落、クレバス、ツリーホールなどなど…初冬期、厳冬期、残雪期にそれぞれ危険が伴うもので、多くのリスクを背負って山に登ることを覚えておきましょう。

 

3.思っている以上にお金がかかる!

冬靴、アイゼン、ピッケル、グローブを買い揃えるだけでもお金がかかります。

さらに雪崩3種の神器、ハードシェル、バラクラバ、ゴーグルを買い足すだけで…1万円札が何枚あっても足りませんね^^;
さらにハマると雪山シーズン用のテント、シュラフ、シュラフマット、上下ダウン、ストーブ…雪山は小屋が営業していないことも多いので、テント泊装備を買い揃えていくことになります。

一度雪山登山を趣味にしてしまうと、魅了されて雪山にハマってしまいますのでご注意ください。

 

4.残念な報告をしなくてはなりません・・・イエティはいません!

がっかりしましたか??

やっぱり…あなたはイエティが見たくて、雪山に行こうとしていたんですね!!

でもまだ諦めるには早いかもしれません。

諸説ありますが、少なくとも日本山脈にはイエティの目撃報告がないだけで、海外のヒマラヤやタトラ山脈では目撃報告もありますので、そのうち出会えるかもしれません!

 

 

雪山に魅せられた一人として、本記事を書かせていただきました。

前述している事柄を踏まえて新たな一歩を雪山で踏み込むのでしたら、これからの雪山が楽しくて仕方ないって思っていただけると思います。皆様と雪山でお会い出来る日を楽しみにしております!

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