雪山登山でよく聞く言葉。
初めて聞く言葉だったりするとまったくわかりませんよね。
雪山登山時にたまに使う言葉、よく使う言葉などを取り上げてみたいと思います。
(あいうえお順)
雪山ディクショナリー
・アバランチ:雪崩の意味。
・インシュレーション:断熱なんて意味があります。
・クランポン:アイゼン(和製登山用語)のことを指します。
・グリセード:登山靴のかかと部分を使い、雪の急斜面を滑りながら下降する技術のこと。ピッケルやストックなどでバランスをとりながら、滑り降ります。
・クレバス:雪の裂け目のことを指します。
・シリセード:お尻の部分を使い、雪の急斜面を滑りながら下降する技術のこと。グリセードは足を使っておりますが、シリセードはお尻を使っております。
・スコップ:雪崩対策3種の神器の一つ。別名、シャベル。地域によって呼び名に差がありますが、雪山で必需品の一つ。テント泊時にも重宝されます。雪山用はコンパクトになるのが特徴。
・雪庇(せっぴ):強風などによって稜線に張り出した雪の塊のことをいいます。
・ゾンデ棒:雪崩対策3種の神器の一つ。別名、プローブ。雪崩遭難時に雪面に指して捜索する棒のこと。
・トレース:踏み跡の意味。ラッセルをして後ろについた踏み跡のことを指します。
・デブリ:岩、雪、氷などの塊のことをいいます。
・BC:バックカントリーの略。コースのない中自由に滑るスキーのことを指します。
・ビーコン:雪崩対策3種の神器の一つ。電波を送受信し、捜索する際にも、捜索されるさいにも役立つ機械です。
・ビーニー:ぴったりしている帽子のこと。
・ラッセル:深い雪を踏み込み、掻き分けながら道を切り開いていくこと。
・レーション(ration):行動食のこと。
2016年3月14日初掲載