【初めての小屋泊】山小屋での食事の心配をスッキリ解消!

船窪小屋で食べれる山メシ 山小屋
船窪小屋では天ぷらや美味しいビーフシチューをいただくことができます。

山小屋に宿泊する際にはどんな食事が出るんだろうなどの心配なことも出てきます。
アレルギーや宗教上の理由などで変更をお願いしなければいけないこともあるかもしれません。

山小屋での食事情をあらかじめ知っておくことで山小屋の利便性は大きく変わってきます。
一つずつ食事について知っていただければ幸いです。

山小屋の食事事情

山小屋には食事があります。

原則的に山小屋では食事が用意されています。

食事を小屋にお願いする場合にはどんなに遅くても16時には小屋に到着しておくようにしましょう。

万が一遅れる場合は必ず連絡をするようにしてください。

準備の都合で17時より前に山小屋に到着、チェックインすると翌日お昼の弁当を注文することが可能なことが多いです。

食事のご用意がない場合も。

山小屋によっては食事の準備がないこともあります。
事前の下調べや確認は必要です。

無い場合は小屋の軽食や売店で販売されている軽食を利用するか、食べ物を持参するようにしましょう。

山小屋の食事に過度な期待は禁物

ご安心ください。
多くの山小屋では温かいご飯と味噌汁がしっかりと出てきます。

おかわりもできます。

おかずもご飯のおかずとしては十分な美味しい食事が出てきます。
ただし、高級料亭のようにあまり手の込んだ料理は出てきません。

食材の仕入れの都合ですべての料理が冷凍食材ということもあるのでそこは理解が必要です。

山小屋は上げ膳据え膳?

最低限の配膳はしっかりとしていただけることが多いです。
ご飯とお味噌汁は基本的にセルフになります。

ご飯と味噌汁、お茶はテーブルの上にお櫃(おひつ)、鍋、ヤカンやポットが置いてあり、同じテーブルの人たちで手分けして配膳します。

食後の片付けは?

テーブルごとに同じ食器を重ねておくだけで大丈夫です。
油物の汚れなどが付いている場合もありますが基本的には重ねてもOKです。

もし水源がないような山小屋でしたら、食器の底に汚れが付くのを嫌がるということもあり、重ねて片付けるのを嫌うかどうかは小屋番の方によります・・・

写真で食事をチェック!

船窪小屋で食べれる山メシ
北アルプスにある船窪小屋では天ぷらや美味しいビーフシチューをいただくことができます。
岳温泉の源泉にあるくろがね小屋の朝食の写真
福島安達太良山中腹にあるくろがね小屋での朝食
北アルプス大天井岳にある大天荘で食べることのできる晩御飯
北アルプスで人気の燕岳からスタートして大天井岳を通って槍ヶ岳や常念岳に縦走する際に泊まって食べたい美味しい山ごはん

山小屋の朝ごはん

山小屋では朝ごはんで並ぶ

食堂の収容人数に対して宿泊者数が多い場合、2回、3回に分けられて食事を取ることが一般的です。

そのために朝食の10分~15分程度早くに並ぶことになります。
人気の山小屋では30〜40分前から並ぶことも。

登山計画の一つとして食事も入念に計画する必要があります。
ご配慮ください。

朝食をお弁当へ!

混雑を避けるためや朝食の時間を待たずして出発するために朝食をお弁当に変更してもらうこともできます。
この場合、お弁当を前日の夜までに受け取ることになります。

食事の不安を解決する

食事の内容を相談する

アレルギーがある。

ベジタリアンである。

宗教上食べるものに制限がある。

こうした場合は宿泊を予約する際に確認をする必要があります。
すでに対応策を講じている山小屋もあるので気軽に相談してみましょう。

日本の山小屋では外国人の登山者も増加傾向にあり対応していただけることが多くなっています。

相談して欲しく無い例

・朝食をパン食に出来ないか。
>>基本的に用意している物に限りがございます。
パンは小屋で販売されているものか事前に購入して持参するようにしましょう。

・トマト(例)が嫌いだから入れないで欲しい。
>>嫌いな物は残してください。もしくは同席の方に食べていただくのも一つです。

子供向けは気軽にご相談を。

子供連れでの登山の場合に出てくる食事の心配。
特にカレーを提供する小屋も多く、カレーの辛さが大丈夫かどうか気になるところです。

万人受けするカレーはどなたでも食べることの出来る辛さで提供していることが大半です。
それでも不安が残るようでしたら食事の相談をしてみるといいでしょう。

好き嫌いに関しては原則残して問題ありません。
その他のことに関しては確認してみると良いかと思います。

食事が足りない不安を解消する

山小屋では朝食、夕食の提供があります。
ご飯とお味噌汁がおかわり自由という場合が多く、おかずとバランス良く食べることでお腹を満たすまで食べることができると思います。

それでも食事まで時間がある場合や食後から就寝時間まで長い時間があることがあります。
もし小屋内で過ごす時間の中で空腹を感じてしまう場合どのようにしたらいいのでしょうか。

軽食を食べる

主にランチの営業を中心として軽食を提供していることがあり、
そば、うどん、カレー、牛丼などを頼むことができます。

700円〜1,500円程度と価格帯こそ幅広いもののお腹を満たすのに十分なボリュームの食事を取ることができるかと思います。

売店を利用する

売店にてスナック菓子やパンなどを購入して食べることもできます。
他にもカップ麺なども販売されているので温かい食事をとることも可能です。

数百円単位でリーズナブルにお腹を満たすこともできるので売店の利用もオススメです。

◆山小屋のカップ麺事情はこちら

ヤマメシを作る!自炊する!

自炊を推奨する山小屋、推奨しない山小屋がそれぞれ存在しています。
小屋の方針によって異なります。

ヤマメシが好き!
素泊まりだと安く済む!

そういう声も少なくありません。

自炊スペースを設けている場合も多く、遠慮なく山メシを楽しみましょう!
室内に自炊スペースがない場合は外で料理を作ることになるので、天候の悪い時には辛い状況になることも考え、小屋に食事付きに変更するお願いをしてみるのも一つです。

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