登山のベテラン?熟練者っぽく見える技を身につけよう!

登山の始め方

初心者っぽくみられたくない!
そう考える方も少なくありません。

パッとすれ違う登山者を見ると
山道具、装備にお金をかけることでいかにも登山経験者、熟練者に見せている方も・・・
でも振る舞いや歩き方をみているとどうも素人っぽい!

少しでも熟練者っぽく見える方法を身につけて自然に振る舞って
登山のベテラン感?オーラを纏ってみてはいかがでしょうか。

休憩はスマートに。

休憩中にあれもこれもとやりたいことがたくさん。

そういう方は周りから見ると忙しく(せわしく)見えているものです。

熟練者の休憩はスマート。

熟練者に見えるように適切な休憩方法を身につけましょう。

休憩のポイント

次の休憩でやりたいことを考える

登山中、歩きながら次の休憩でやりたいことを考えるようにしましょう。

水分補給

行動食を食べる

フリースを着る

レインウェアを着る

日焼け止めを塗る

他、やりたいこと、やらなくてはいけないことなどが出てくるかと思います。

休憩に入ってから考え始めると時間がかかってしまうだけでなく、やり残してしまう可能性もあります。

歩きながら考えることがとても大切です。

休憩の優先順位を考える

休憩中にやりたいことを考えたら、優先順位付けを行います。

1から10のことまでができる場合もあれば、全てのことができない可能性もあります。

優先順位の高いものからこなしていくようにしましょう。

 

休憩の時間、回数は個々の登山スタイルに合わせて変わってきます。
10分に1回立ち止まり3分の休憩を取り、1時間の内18分の休憩を取る方もいらっしゃいます。
30分に1度5分の休憩を取るケースも。
休憩の取り方に明確な答えはありません。
休憩時間を多く取り、やりたいこと全てを実施するのも一つのスタイルです。

休憩の終わり時間を意識する

休憩の終わり時間を意識することはスマートさにおいてとても大切です。

焦ることなく、余裕を持って事を成すようにします。

予定していた休憩終了時間の1分前には深呼吸できるようにしておきましょう。

もし休憩時間をオーバーしてしまう可能性があるときも焦ることなく、淡々とやるべき事をこなしていきましょう。

完璧を目指さない休憩

しっかりと準備が整ってから出発しましょう!このように山岳・登山ガイドや先輩登山者から言われることがあります。

これはその通り!ということをご指摘いただいています。
準備不足が原因で事故を引き起こしたり、自身が滑落してしまっては元も子もありません。

それでも完璧を目指してしまうと不安症な方はなかなか出発出来なくなってしまいます。

腰ベルトなどは歩き始めてから締めるなどでも良いと思います。

また優先順位の低いものは次回に回すようにしましょう。

 

ハイドレーションって便利なの?
ハイドレーションを未だ使ったことの無い方にとって不思議な山道具の一つ。
ハイドレーションは水筒の一種で、水筒部分からチューブを用いて口まで給水できる仕組みです。
胸元までチューブの先端が伸び、吸水口を吸えば水を飲むことができます。
歩きながら給水ができるため、休憩時間の有効活用に一役買ってくれる道具であることは間違いなさそうです。

 

歩き方を意識するだけで熟練者

一朝一夕(いっちょういっせき)で歩き方を習得するのは至難の技といえます。
が、ちょっとしたことを意識するだけで熟練者らしく見ることができるのです。

言い方を変えると、歩き方のコツを意識するだけで歩く技術の向上にも繋がるのでぜひ真似していただきたいポイントといえます。

砂埃を立てない歩き方

砂埃を立てないということ、それは静かな歩き方のことを言います。
ソッと足を置き、足をスッと前に伸ばす歩き方。
歩くポイントの一つといえます。

基本はフラットフィッティング

フラットフィッティングとは靴底と斜面を平行にして足を着地させて歩くことをいいます。
ピタッと吸い付くように歩くことがポイントといえます。

静かに歩いているように見えるため、ベテランっぽく見えますよ!!

 

フラットフィッティングのメリット

足裏全体を使って着地することで足への負担を軽減。
接地面積を増やすことで摩擦係数が増え、滑りにくい。

足に優しく、安全登山に繋がります!

 

追いつこうと走らない!

団体で歩いていて、写真を撮ったりしていると前の人と離れがちです。
距離を詰めようとして駆け足で急ぐ人をたまに見かけますが、これはNG。

砂埃も立ちます。身体へ負荷もかかります。
ベテランっぽく全く見えませんし、良いことは一つもありません。
少しずつで良いので距離を縮めるようにしましょう。

 

歩き方のポイント

歩幅は小さく

足は大きく前に出さずに、小さい歩幅を意識して足を出します。
登りも下りも同じです。
登りと比べると下りは呼吸的な余裕が生まれやすいです。
しかし身体への負担はそれ相応にありますので、歩幅を意識して着実に下る必要があります。

小さい段差を意識して歩く

小さい段差を意識することは難しいことで、身体は無意識に頑張ってしまっていることが多々あります。
段差が小さくて余裕がある場合、1段飛ばしで歩くことができます。
そこをあえて1段飛ばさないこと。
これが小さい段差を意識することなのです。

階段を登るときも無理して足をのばすのではなく、1段につき2歩かけても良いかと思います。
最小限の段差で無理なく歩くようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました