【まりの登山レポ】穂高岳を満喫した体力勝負の2泊3日全編|穂高岳に登りたいあなたへ|北アルプス穂高連峰

今度はついにヘルメットをかぶっていくところへ!
今まで行ったとこより多くの岩場がある山だったのでガイドをお願いして、穂高岳を満喫してきました。

本当にいい天気!左から、奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳・槍ヶ岳全部見える!

ちなみに、今回は寄り道する余裕がなかったので、いきなり登山レポのスタートです!

穂高岳の登山レポ

寄り道じゃないけどその前に

穂高岳っていう名前がついているピークはないんですよね。行くと決めて調べるまで知らなかったという恥ずかしさ、、、今回登った主峰奥穂高岳3190m、前穂高岳3090m、北穂高岳3106mのほかに、涸沢岳3103m、西穂高岳2908mなどの3000m級の峰々からなる穂高連峰の総称なんですよね。また、みんなが大好きな槍ヶ岳が近くに見えたり、有名な涸沢カールなどの氷河地形が織りなす自然のおかげで水がおいしかったりするところも、人々を引き付ける魅力かと思っています。

前穂高岳から見下ろす涸沢カール。標高差は約800m!

いざ登ります!

1日目

最近は相変わらずの体力勝負が多いので、金曜日深夜に都内を出発して、さわんど駐車場を目指します。朝4時前ですでにタクシー乗り場に近い駐車場、バス停に一番近い駐車場は満車の人気っぷりです。

ちなみに、少し安く早く行く方法は、シャトルバスではなく、5人乗りシャトルタクシー(定額制)を捕まえて、5人で行くことです!5人だとバスのほうが安いですが、5人で乗れば一人当たり200円安くなります。3人で行っても声をかければ乗りたい人2人ぐらいすぐつかまりますよ!(朝はバスの切符を買う行列ができているので、そこにいる人に声をかければOK!)

そんなこんなで、5:15に上高地バスターミナルに到着し、ここでおいしい上高地の水を汲んでいざ出発します。

朝5時過ぎ。登山客だらけです。

出発してすぐに河童橋を渡ります。いつもは観光客であふれかえっていますが、さすがにこの時間は登山客だらけなので、この場所にとどまる人はほとんどいません。なので、ゆっくり写真が撮れます。(ちなみに、今回のレポの写真はガイドさんが短焦点レンズでたくさん撮ってくれているので、それっぽい写真が多めです。)

この時間は観光客もほとんどいないので撮り放題!

この河童橋からは、日本百名山がたくさん見えるので楽しくなります。一番、目を引いたのは、頭だけ朝日に染まる焼岳ですかね?

背後にはこれから上る穂高連峰の山々が見えますが、これからたくさん出てくるので、ここでは載せないでおきます。

焼岳の頭だけ朝日に染まっている5:40

まずは木道歩きから。湿原があったり、サルがいたりと周りを見渡しながら進みます。15分も進むと登山口に到着します。看板を見るとここから前穂高岳までなんと6時間!距離はそんなにないのにこの時間とは、、、体力持つか不安になりつつ登り始めます。

岳沢小屋まで2時間、前穂高岳まで6時間!

少しバテ気味だったため、岳沢小屋までの道中の写真がほとんどありませんが、岩が多めの登山道が続きます。途中天然クーラーの「風穴」がありますが、どこから冷風が噴出しているのかわかりませんでした。もう少し暑かったら分かったんですかね?

もうすぐ岳沢小屋

そんなこんなで、風穴を過ぎ、岳沢沿いを1時間ぐらい歩くと、ようやく岳沢小屋が見えてきます。上部にはほとんど樹木がないので、水をため込めにくいらしく、雨の日はかなりの量の水がこの岳沢を流れるらしいです。

岳沢を越えれば岳沢小屋

無事に岳沢小屋についたら、ここでエネルギー補給をします。ここから最初のピークである前穂高岳までは標高差およそ900mなので、しっかりと食べます。

また、この先穂高岳山荘までトイレはないので、トイレもここで済ませます。

標高案内看板がかわいい!

色々済ませたら、ここからヘルメットを装着します。いつも工事用のヘルメットをかぶっている身からすると、登山用のヘルメットはとても軽いし、蒸れないです。ちなみに、ピストンする人は、ここ岳沢小屋でレンタルヘルメットという手もありますよ。

テラスからヤッホー!

ここからは、重太郎新道を進みます。重太郎新道は厳しいジグザグの道のりで、何回も岩場やはしごを通過します。ところどころ、鎖場もありますが、ホールドできる岩がたくさんあるので鎖は使わずに登れるところがほとんどなので、そこまでは怖くありませんが、三転支持を意識してしっかりと登っていきます。ところどころ狭いところもあるので、テント装備の外付けマットはひっかけてしまいそうです。

手を使って上るところが多いです
長い梯子がいくつかあります

しばらく急なジグザグ岩場を1時間ほど進むと、カモシカの立場に到着します。少しだけ平らになり、視界が開けてきます。この辺りで重太郎新道の1/3強ぐらいでしょうか。

少しだけ平らなゾーン

その後も紀美子平までひたすら写真のような道のりが続きます。ひたすら岩!おかげで、かなり岩場を登ることは慣れてきた気がします。

この辺りで標高2600mを超え、森林限界を突破するため、この天気のよさが恨めしいぐらい暑く感じます。

カモシカ立場とライチョウ広場の間ぐらい

岳沢小屋を出発して3時間弱、ようやく重太郎新道を抜け、みんなのザックが大量にデポしてある紀美子平に到着します。ここからは梓川や焼岳も見下ろすことができます。

デポされたザックがたくさん転がる

ここでエネルギー補給をし、アタックザックに水とおやつを移し替え、前穂高岳山頂を目指します。

ここは写真でも見てわかる通り、比較的急な岩場が続きます。初心者もいるツアー登山で渋滞していることもあるので、落石被害を避けるという意味でも、この辺で休憩を取り間をあけるのがいい気もします。(今回の場合は私がへばったので、少し多めに休憩をとってもらいました。)

ここから30分ちょっとかかる

分岐の紀美子平から30分ちょっと登ると、ようやく前穂高岳に到着!

登りきると山頂の碑の奥には奥穂高岳とジャンダルムが見えます。奥穂高岳との標高差は100mですがもっと上のほうにあるようにも見えます。

奥穂高岳の前にある前穂高岳

ここでお約束の三角点にタッチ!奥穂高岳や北穂高岳には三角点はありませんので、ここでタッチしとかないとです。ほかには涸沢岳や西穂高岳にもあるみたいですね。

お約束の三角点にタッチ

前穂高岳からはもちろん槍ヶ岳も見えますね。

北アルプスの山々は祠があったり、山頂の名盤が持てたりするので、いろんなパターンの写真が撮れるので、ついつい写真が増えてしまいます!

前穂高岳山頂3,090m・槍ヶ岳が見えると山ポーズをしたくなる!
360°でも撮ってみました。一面青空を山!

前穂高岳の山頂の奥のほう(北西側)からは、涸沢カールが見下ろせ、本日の目的地でもある穂高岳山荘が見えます。ここから2時間以上かかりますが、見えるだけで少し近い気がしてきます。景色を堪能したら、今度は奥穂高岳に向かうために、また紀美子平に戻ります。

今日のゴールが見えてきた!

紀美子平から、今度は吊尾根を経由して奥穂高岳に向かいます。ここは、尾根といいつつトラバース気味に進みます。地図には「破砕帯」と注記がありますが、その通りに砕けた岩が多くあり、落石の危険も伴うため、注意して歩いていきます。

山小屋で同室だった方が、どうやらこの辺りで道を間違え遭難しかけたらしいです。しっかりと道しるべのマークはついているので、よく見て進めばそんなに難しい道ではなかったです。

吊尾根に向かう

写真のこの辺りは結構険しく、壁を登っている感じになります。

ところどころ結構険しいところがあります

小さなアップダウンを繰り返し、登ること約1時間!

ようやく奥穂高岳の山頂の祠が見えてきました。あとは写真に見える手前のピークを左から巻いて進めば山頂です!

ようやく奥穂高岳山頂が見えてきた

登り始めてから、休憩も含めて約8時間!無事に奥穂高岳の山頂に到着しました!

写真は切れてしまっていますが、左側は「穂高神社嶺宮」右側には「日本アルプス総鎮守」と書いてあります。山頂付近によく「奥宮」は見ますが、「嶺宮(みねみや)」というのは初めて見ました。ちなみに、奥宮は上高地(=神降地)の明神池に祭られており、この祠は平成25年に建て替えられたそうです。

お賽銭が並べてある

記念写真もしっかりと撮りました!いやー、がんばった!

標高1505mの上高地からスタートしてたどり着いた標高3190m!

降りるのが名残惜しく、景色を見呆けてみたりもしました。

あっちもいってみたいなー

ジャンダルムからも続々と登山者が登ってきます。こっちはまだ怖いのでまた今度にしますが、もう少し岩場になれたら西穂高岳から槍ヶ岳までの縦走とかしてみたいですね!(高所恐怖症とかではないけど、ガイド付きでないとおそらく無理!笑)

ジャンダルムと叫びたくなる絶景!

ひとしきり楽しんだ後はそろそろビールも飲みたいので、穂高岳山荘を目指します。山頂からは約30分の降りになりますが、山荘の直前がかなり急な鎖場になっているので、慎重に降りていきます。

今回学んだことは、岩場は無理に後ろ向きにならないほうがいいということ。後ろ向きになってしまうと足元が見えなくて、降りるのが余計に怖いし時間がかかって腕が疲れます。(垂直に近い岩場は、もちろん別ですよ!)

ここを降りれば今日のゴール!

15時過ぎに無事に山小屋に到着!
この時間帯は宿泊受付する方が多いので、受付の列ができています。受付の列に並んでもらっている間に、ビールで乾杯し、ピンバッチを物色します。ここには前から欲しかったmauveさんの山バッチがあり、即決で購入しました!

お目当ての作家さんのピンバッチを見つけ、知らないおじさまに魅力を説明する図

受付を済ませ、部屋に荷物を運び着替えを済ませたら、飲みつつ夕飯の時間までのんびりと過ごします。

この日は混んでおり、夕食は5回転、しかも寝床は19時ごろまで一人どれだけのスペースが使えるかわからないという状況。落ち着いて飲んでもいられないので、この日は早々に就寝し、夜中に星空を楽しみました。

山小屋にもよるかと思いますが、ここは予約も不要・何時についてもOKというゆるさ。そのせいか、まさかの日没後や19時ごろに到着する方も結構いたので、寝ている人がいる中でまだ寝る場所を調整しなければいけない状況でした、、、こんなこともあるんですね。

中の談話室は狭いので、外はすごい人の数です

下の写真が、穂高岳山荘の様子です。ごはんはおかずが多めで、生野菜などもついていました。また、宿泊者やテン場利用者は、お水が無料というのもうれしいですね!

売店は消灯までですが、夕食後はスタッフさんのごはん時間と思われる時間帯は一時的に閉まっていました。

宿泊者はお水無料です。食堂は狭めです。

就寝は20時ごろ、約9時間も歩いていたのでさすがに疲れていたみたいです。途中、星空観賞のために1時ごろに一度起きましたが、それ以外はぐっすりでした。

2日目

朝は4時ごろ起床し、準備開始!5時からの朝ごはんは先着順なので、4時半前から並びます。今回は3人で行ったので、交代で準備をしながら並びましたが、4時40分ごろに並んでいた方は、おそらく2回転目になっていたかと思います。完全入れ替え制なので、時間がもったいない方はお弁当にするのがいいですかね?

ちなみに、今回は東向きのお部屋だったので、朝ごはんを食べた後、部屋から日の出を見ることができました。

部屋から日の出が見れました

用意をしたら、朝日を浴びながら涸沢までまず降ります。通るルートはテント場の横から行くザイテングラート。そこまで難しい道ではないように感じましたが、ここは滑落事故が多いそうです。

平らな部分が多い・ヘリが来ない日はヘリポートもいいらしい

こう見ると本当に岩山ですね。事故が多い原因としては、ジグザグ道の曲がり角部分で、疲労のためか、勢い余ったり毛躓いたりしてしまう方が多いからとのことでした。

こう見ると本当に岩山

写真で言うと、ちょうど下草がない岩の部分を歩いていきます。この時点ではまだ涸沢には朝日は当たっていませんが、私たちは朝日を浴びながらどんどんと降りていきます。(サングラスは必須ですね!)

朝日を浴びながら下山します
少し盛り上がった尾根みたいなところがザイテングラート

ザイテングラートを降り切り、涸沢カールを横断して振り返ると、今までいたところがよく見えます。それにしても絵にかいたような青空です。

奥穂高岳・涸沢槍がよく見えます

涸沢小屋で休憩をし、今度は北穂高岳に向けて登り返します!

本当は涸沢岳を越えて北穂高岳に向かうのですが、涸沢岳東側の壁面を降りる自信がないのと、どうしても北穂高小屋に泊まってみたかったというのもあって、体力勝負の登り返しをすることになりました。

一休みしたらまた登ります

北穂高岳への登山口から5分ぐらい行ったところに、地図には詳細の場所は書いてはいませんが、水場があります。涸沢小屋や涸沢ヒュッテの取水地があり、とてもおいしい冷たい水を飲むことができます。この日もとても暑かったので、冷たい水が飲めることはありがたいです。

涸沢ヒュッテ・小屋の水の取水地の水は冷たくてとってもおいしい

冷たい水を飲み元気にはなりましたが、登り返しはやっぱりきつい!笑

登り返し!

北穂高岳の登山道も岩場だらけでしたが、奥穂高岳側と比べると、その場で割れた岩より、上から転がってきた感じの岩が多い印象でした。この辺りはまだ、手を使う感じの部分はありませんが、下の写真の上のほうに写っている「南陵取付」付近は鎖も有り、しっかり手を使って上る感じです。(南陵取付の詳細は下りの時に書いています)

奥穂高岳とはまた違った岩場。こっちは上から転がり落ちてきた感じ。

登り返し始めて1時間半と少し、南陵取付に到着。ここで背後を振り返ると、富士山が見えました。このシルエットを見るとうれしくなります。毎回思うけど、なんで遠くの山はこんなにも青く見えるのかが気になっています。(富士山は登るものではなく、見るものだと思ってます。2回も登ったけどね。)

振り返ると富士山が雲海の向こうに

そこからさらに1時間半!ようやく北穂高岳の南峰の分岐に到着。ここを上がると山頂の標識はありませんが、南峰の山頂に行くことができます。

 標識を逆光でシルエットにした写真が好き
行った3人で一枚!

槍ヶ岳と槍ヶ岳頂上山荘もしっかりとみることができます。さらに背後を振り返ると、怖くて通らなかった涸沢岳からのルートもしっかりと見ることができます。

槍ヶ岳の穂先と槍ヶ岳頂上山荘もくっきり
いろんなところに登山道が見える

これだけ周りに遮るものもないと、テンションも上がるもんです。

ジャンプするにはちょっと怖かったので、こっちのポーズで記念写真を撮りました。(これも自分の中ではお約束だけど、頑張りすぎると足がつるのです。笑)

天気がいいと気分もいい!

景色を楽しんだ後は、一回分岐まで降って、北穂高岳北峰を目指します。ここまでくれば北峰までは一瞬です!頑張ったかいもあり、雲が出てくる前に無事に北穂高岳山頂につくことができました。標高約3000mから2350m付近まで降り、今度は3106mまでよく登ったと思います。

晴れ渡っているうちに登頂

ここではお約束!槍ヶ岳の穂先を摘まんでみます。いつもは小さく遠くに見えるだけの槍の穂先も、ここまで近いとこんなに大きく写るんですね。

槍ヶ岳の穂先をつまんでみる

北穂高岳山頂で写真を撮りまくった(3人で80枚以上だった!)

あとは、お腹もペコペコなので北穂高小屋でランチにします!何を食べるか悩みましたがここは一番上に書いてあったカレーをいただくことにしました。この景色を見ながら食べれば、何でもおいしいもんです!

カレーもパスタも美味しい!

カレーをいただき、荷物を部屋に運び、着替えてひと段落する頃には、昼食利用の方も減ってきたので、ここで一番楽しみにしていたコーヒーをいただきました。

この日は日曜日だったことと、台風15号の影響で3組10人しか泊まっていなかったので、テラスも部屋もかなり広々使わせていただきました。(詳細は別途、山小屋レポでもしようかなと思っています。)

コーヒーカップもかわいい

カフェタイムを済ませた後でもまだ15時前!ここから飲みだすとエンドレスになってしまう恐れがあったので、一度お昼寝タイムを取りました。

ちなみに、注文は小屋内の受付でもできますが、こちらの売店で注文すればすぐに商品を受け取れます。

生ビールやピンバッチはこちらで!私は手ぬぐいもゲット!

お昼寝後は、だんだんと台風の影響か雲が多くなってきましたが、気にせず生ビールで乾杯をすることに!

さすが熟撰、泡がかなりクリーミーでした。そのまま飲みながら夕食を待ち、おいしい生姜焼きをいただきました。

生ビールは800円と良心的・夕食の生姜焼きもとってもおいしい!

ごはんの後は、飲み物メニューが「夜メニュー」に代わり、お酒の種類がぐっと増えます。梅酒やワインはもちろん、焼酎やウイスキーまで!

私はAlpsにいるんだからこれ飲まないと!と思いTwinAlpsを頂きました。ゲームをしながら飲んでいたせいで、酔っぱらいましたー!笑

(3人ともテンション上がりすぎてうるさくてごめんなさい。。。けど、とっても山小屋の夜を贅沢に楽しめました!)

夜用メニューも豊富です

この日の夜は、少しそれたけど台風直撃だったので、星を見るために途中で起きることもなく、朝の4時まで爆睡しました。私は起きなかったけど、夜中は結構すごい風の音だったらしいです。

3日目

関東は結構な被害でしたが、北穂高小屋では無事に台風も過ぎ去りました。5時に朝食をいただき、雨が止むのを待って6時ごろ出発をしました。北穂高小屋のすぐ後ろにある山頂でもう一度写真を撮って下山開始です!

ちなみに、この看板、持ち上げられますよ!

ガッスガスで何にも見えないうえに、前日の雨で地面がかなり濡れており滑るので慎重に降りていきます。テント場がある南峰の付近には、さすがにかなりの強風だったので、1張りもテントはありませんでした。気を付けながら1時間ほど降りると、南陵取付のはしごに到着。ここも慎重に一歩ずつ降ります。

ここの階段が一番長いです

その次は、鎖のある岩場を降ります。前にいるツアー客はハーネスをつけて、後ろを向いて鎖をしっかりつかんで降りていきましたが、私たちはこっち向き。

ハーネスをつけてるツアー団体さんもいました

後ろ向きになると、足元見えないので怖いですが、この向きで鎖に頼りすぎず降りて行ったほうが、安定していたので怖くなかったです。しかも早いので、腕がプルプルすることもありませんでした。それに、よく見れば、結構足掛かりになるところもありますね!

前向きに降りた方が、個人的には降りやすかったです。

そんなこんなで、今日一番の難所を乗り越えた後は、涸沢ヒュッテに一直線!

ちなみに、涸沢で静かに過ごしたい人は、涸沢小屋のほうがおすすめらしいですよ。

こっちの方が空いているらしい。

涸沢ヒュッテではおなかがすきすぎたので、おでんを食べよう!と思っていましたが、出来上がるのは9時過ぎとのことなので、もう一つのおすすめの醤油ラーメンをいただくことにしました。朝8時半からラーメン!下界では考えられませんが、山ではいいことにしています!笑

今度は、おでんが食べたいな!

ラーメンを食べたら、涸沢カールに別れを告げます。 ようやく台風一過の青空か?と思いきやまだまだガス。名残惜しいですけど、帰りのことも考え出発します。

台風一過とは行かずガス…

涸沢から1時間ほど進むと、本谷橋へ到着します。この日は、ここにつく1時間ほど前に熊の目撃情報があったとのこと。びくびくしながらも休憩をして、再び出発します。橋が2本かかっていますが、増水時は上のつり橋を通るようにとのことでした。

冬に通った方曰く、吊り橋は冬にはないとのこと

本谷橋から1時間弱も進むと、槍ヶ岳への登山道との分岐である「横尾」に到着します。ここには、先月槍ヶ岳に行った時に渡るのを我慢した横尾大橋が架かっています。なんとなく穂高岳に行くまで渡り切ってはいけないような気がして、槍ヶ岳に登る前に、横尾山荘に泊まった時は我慢しましたが、今回は穂高岳側から意気揚々とわたりました!ここを渡って、私の中ではようやく穂高岳を登り切った気分になりました。(槍ヶ岳登山レポは、いつか書こうかと思ってます。)

ようやく渡っていい許可を自分に出しました

ここ横尾からはひたすらほとんど平らな道を上高地に向けて3時間歩きます。飛ばせば2時間ぐらいでしたが、ここまで自転車や乗り合いタクシーが入ってこれるようになれば、槍ヶ岳も1泊2日で行けるようになりそうな気がします。

横尾から先はひたすら、遊歩道を歩く

徳澤園でのMICHIKUSAを挟みつつ、上高地に無事に戻ってきたところで、梓川に足を入れてみました。雪解け水なのか、ものすーーーっごく冷たい水で、5秒つけるのがやっとでした。けど、疲れた足にはとっても気持ちがよかったです。

とっても冷たい!

この後は、上高地バスターミナルで、ご夫婦2人をナンパし、無事にシャトルタクシーで、さわんど駐車場に戻りました。なお、平日はマイカーで来ている人があまりいない上に、往復バスチケットを買っている人が多いので、さわんど駐車場に戻る方を見つけるのに苦労しましたが、やはり安く行けるところは安く行きたいですよね!

下山後のお楽しみ

グルメ

今回のグルメはこちら!
横尾から1時間、上高地まで2時間の場所にある、徳澤園のMICHIKUSA SHOKUDO!

先月槍ヶ岳に行った際は高速バスでのアクセスだったので、ここでは生ビールと名物のカレーをいただきました。しかし、今回はマイカーな上に、涸沢ヒュッテでラーメンを食べてしまい、おなかがいっぱいだったので、はちみつトーストにしてみました。分厚いトーストにはちみつがたっぷりかけてありおいしかったです!

有名なのはカレーとソフトクリームだけど、トーストとチャーハンもおすすめ!

温泉

下山後の温泉は悩みましたが、さわんど駐車場の温泉は小さいし、平日は早くに締まるところが多いし、、、ただ、せっかく車で来ているので白骨温泉へ!今回はこちらの媒香庵へ。こちらは平日でも17時まで日帰り入浴で利用できますが、洗い場には石鹸のみでシャンプーはないので持ってくる必要はあります。しかし、とても気持ちの良い硫黄泉で、入りに来たかいがありました。(ちなみに飲泉もできます。)

立ち寄り温泉で遅くまでやっているところです

登山データ

参考までに今回の登山データです!
登った日:2019年9月7ー9日(晴れ・夜中に台風15号・晴れ)
登った人:登山ガイド+登山9回目にして穂高岳の子+夜勤明けヘロヘロの私
泊まった山小屋:穂高岳山荘・北穂高小屋
アクセス:マイカーでさわんど駐車場⇨シャトルタクシーで上高地
登山ルート:1日目4:45さわんど駐車場⇨5:15上高地バスターミナル⇨5:35出発⇨5:40河童橋⇨5:55穂高岳沢登山口⇨7:40岳沢小屋・休憩20⇨重太郎新道経由⇨8:50カモシカの立場⇨10:30紀美子平・休憩20⇨11:20前穂高岳山頂・30⇨12:40紀美子平⇨吊り尾根経由⇨14:10奥穂高岳山頂・30⇨15:10穂高岳山荘宿泊⇨18:00夕食⇨21:00就寝⇨1:00星空鑑賞
2日目4:00起床⇨5:00朝食⇨5:55出発⇨ザイテングラート経由⇨7:15涸沢小屋・休憩10⇨水を汲む⇨8:55南陵取付・休憩10⇨10:30北穂高岳南峰・20⇨11:00北穂高岳山頂・15⇨11:20北穂高岳山荘宿泊⇨11:30昼食・カフェタイム⇨昼寝⇨15:45かんぱ〜い⇨17:30夕食⇨呑んだくれ⇨21:30就寝⇨台風15号通過
3日目4:30起床⇨5:00朝食⇨6:25出発⇨7:20南陵取付⇨8:35涸沢ヒュッテ・軽食30⇨忘れ物とりに戻る⇨10:25本谷橋・休憩15⇨11:25横尾山荘⇨12:15徳沢園・昼食30⇨14:25河童橋・水遊び10⇨14:45上高地へ下山

編集後記

穂高岳連峰の壮大さは群を抜いている。
険しい山容が登山者を待ち受けているが穂高連峰にはどこかツンデレに似た感覚を受ける。

決して楽して登れる山ではないことは覚悟して臨んでほしいのが穂高連峰である。
まずはツンとした感覚を許容できるだけの技術や経験を積むことを勧める。