1日目・木曽駒ヶ岳へ
いざスタートし、神社に挨拶を済ませ、今回の目的の1つである千畳敷カールへ向かいます。
が…以下のように相変わらず千畳敷カールはガスの中にあり、見える気がしないので明日に期待し先に進むことにしました。

しかし、15分ほど進み八丁坂を過ぎたあたりから急にガスが抜け出し上の浄土乗越付近が見えるようになってきました!それと同時に比較的急な登り坂もよく見えます。ここからはコースタイム的には40分の道のりですがすれ違いが少なかっためか30分もかからず浄土乗越に出ることができました。

浄土乗越からは初日にお世話になる青い屋根の宝剣山荘と、赤い屋根の天狗荘が見えてきます。まずは宝剣山荘で宿泊受付を済ませ、部屋に布団を敷き場所を確保し、ザックをデポします。
ちなみに、個室は6人一部屋になりますが、ザックを廊下に置いても布団を6枚敷くにはやや狭いので、背が高い方はきついかもしれません。(ちなみにこの日は運良く4人で一部屋でした)

ザックをデポして、アタックザックにレインウェアと飲み物とお菓子を詰めて、木曽駒ヶ岳を目指します。

その前に中岳を越えないと木曽駒ヶ岳には行けません。しかし中岳までは15分ぐらい登ればすぐな上に、綺麗なテント場が見下ろせるのでしっかりみるべきポイントです。(巻道もありますが、そちらは下山時に使います)

中岳から降り、右手にカラフルなテン場を横目にしながら15分も登ればそこはもう木曽駒ヶ岳の山頂です!ここの道も岩は多いですが手を使う場面は全くないので印を見ながらどんどん登れます。
山頂は祠や山頂の碑、同定盤などがある上かな360度視界が開けているので、どこで写真を撮って前になります。北を見れば北アルプス、西を見れば御嶽山、南を見れば明日進む中央アルプス縦走路をみることができます。



今年の夏についに行った槍ヶ岳や穂高岳も雲海の上に顔を出していました。雲海の上に見える山は本当に高い山だけなので、登ったことがある山が雲海の上に見えると嬉しくなります。

山頂を満喫したら、宿泊する宝剣山荘に戻ります。戻りは中岳山頂は経由せず、中岳西側の巻道を経由して戻ります。この道は、初心者は通らない方が良いかもしれませんが、ある程度岩場を通ったことある方なら大丈夫そうです。比較的狭い道なので、ガスって視界が悪い時や、荷物が大きい人は避けた方がよさそうでした。
