【まりの登山レポ】中央アルプス縦走路(木曽駒ヶ岳~空木岳)

本気で山を楽しむ
空木岳山頂からの景色は絶景!これからこの尾根を降りていきます。

いざ、山荘に戻り着替えを済ませたら夕飯までのお楽しみタイム!山荘西側の広場には座りやすい岩がたくさんあるので、そこに腰をかけ乾杯です!目の前には雲海、少し横を見れば宝剣山に登るかっこいい人。ナイススポットです。(山荘入口前は日陰で寒いので、こちらがオススメ)

迷わずロング管で乾杯!雲海もきれいだけれど、宝剣山荘の頂上にいる方もカッコいい!

夕食は17時ごろから1階の食堂でいただきます。自分の名前が書いてある席を探し、お味噌汁とご飯をとりに行くセミセルフなスタイルです。この日はほとんど満室で宿泊受付順の2回転でした。私達はご飯の後に夕焼けを見たかったので、山頂に行く前に宿泊受付をして1回目の夕飯に間に合うようにしました。

受付横には雷鳥の置物、飲料水も無料です。夕飯は揚げ物多め。見てください!このボリューム。

夕飯の後は夕焼けを見つつ、太陽を使って遊び、明日の朝ごはんと昼ごはん用のおにぎりを作りました。写真を撮り忘れたのですが、お湯を沸かして作ったアルファ米を食品用ポリ袋に入れておにぎりを作っています。結構便利なのでオススメです!

夕焼けを見ながら太陽で遊びます。太陽と反対側の空もきれいです。

夜は天気も良く星空も見えていました。月がかなり明るく、雲海と星空を一緒に見ることもできました。星空ももう少し楽しみたいところですが、次の日は日の出前から行動開始の予定であったため、20時半には就寝。

周りの人が早々に眠りにつく中、星空鑑賞をする。満月で明るいので星はうまく撮れませんでしたが、結構見えていました。

2日目・中央アルプスを縦走

2日目は朝4時に起きて用意をし、いよいよ中央アルプスを縦走します。朝焼けを見ながら、昨日作ったおにぎりとインスタント味噌汁を飲み、空が白んでくる5時ごろに出発します。

上は宝剣山荘前のベンチから、下は浄土乗り越え付近からの朝焼け。

普通であれば、日の出とともに宝剣山を乗り越え、そのまま中央アルプス縦走路に入るのですが、千畳敷カールを見たかった私達は、一度下まで降りていきます。朝日に照らされる宝剣山や縦走路を見ながらの下山は、わくわくさせられます。

この朝日が当たる瞬間はカッコイイです。これもモルゲンロートと言えるのかな?

千畳敷に降りた5:45ごろの太陽の色はまだ赤い光でしたが、少しすると普通の太陽の色に変わります。また、この時間はロープウェイの始発前なので人もほとんどおらず貸切状態なので、思う存分記念写真を撮ることができました。進まなければと思いつつ、千畳敷あたりで20分ほど楽しんでしまいました。

時間が経つにつれ、千畳敷カールが明るくなってきます。この時間はロープウェイも動いていないので貸し切り!
朝日を顔に浴びながら記念撮影。

この日は天気も良く影もくっきり写りました。影だけでも楽しんでいる感じが伝わるかと思います!紅葉が始まりだしたこの時期の太陽は、暖かい色味なので写真も暖かい感じになりました。

良い天気なので影もくっきり写ります。

また、風もほとんど吹いていなかったので、千畳敷カールが剣ヶ池にくっきりと写っていました。こういうのを見ることができると「早起きは三文の徳」という気がします。

朝の風が弱い時間にしか見ることのできない逆さ千畳敷カール

目的の千畳敷カールを堪能したあとは、2日目の目的地である木曽殿山荘に15時までに着けるように頑張ります。風もなく天気もかなり良く、どれだけ体力を使うか分からないので、日が高くなる前にどんどん進むことにします。

千畳敷から登ると雲海と南アルプスが見えます。写真にも写ってる甲斐駒ヶ岳はこの前行きました^ ^

どんどん進むことにしましたが、早速の千畳敷からの極楽平までの登り返しがかなりきつく、息が切れましたが、背中に朝日を浴びながら頑張って登っていきます。しかし、このアングルの千畳敷カールを見るには、このきつい斜面を登っていくしかありません!

このアングルから見下ろすためには、ここの道を行くしかない!

そして最初のきつい登りを30分ほど進むと、極楽平に到着します。ここは本当にいい眺めで、極楽平と名前を付けた人を尊敬します!御嶽山を見下ろすことのできるこの場所は、木曽駒ヶ岳方面から宝剣岳を乗り越えても来ることができますが、ヘルメット着用推奨エリアらしいので、今回は回避しました。(宝剣山荘にレンタルヘルメットはありましたので、ピストンの方は是非!)

御嶽山の裾まで見えて、景色は極楽だけど、千畳敷から登ってくるのは地味にしんどかった。
宝剣岳から来る方も、もちろんいます。

極楽平で御嶽山を堪能した後は、いよいよ中央アルプス縦走路に取り付きます。すでに宝剣山荘をスタートして、1時間半がたっていますが、ここからアップダウンを繰り返す約7時間の道のりが待ち構えています。

このあと、想像以上のしんどさに心が折れかけますが、地図からはそんなつらさを読み取れない私たちは、テンションマックスで縦走路を進みだします。(写真を見ていただければわかるかと思いますが、今回の相方はものすごく写真映えをするジャンプをするのがうまいです。私はいつもへっぽこです。)

ここからが本日の頑張りどころのスタート!楽しみーのジャンプ!
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