【まりの登山レポ】中央アルプス縦走路(木曽駒ヶ岳~空木岳)

小屋から1時間ほど歩くと第1ピークの文字が見えてきます。下から見ると山頂にしか見えませんが、ここから山頂まではまだ30分ほどかかります。この後に第2ピークがあり、第3ピークが空木岳山頂になるのですが、夢中で登って行った結果第2ピークを見逃すという失態を犯しました(笑)どこにあったのだろう。。。

山頂か?と思ったけれど第1ピーク。このあと、第2ピークは見逃しました。。。
6時前、まだ月も見えています。
ここを越えれば朝日が差してくるはず!

第1ピークから先は手を使って登る岩場がたくさん出てきます。鎖いるかな?というところにも鎖が設置されているところがたくさんあるのですが、ほとんどの鎖がブランブランで使うには怖い感じです。鎖を使うより岩をつかんで登る方が安全でした。

第1ピークを過ぎたあたりにあるこの斜面が一番急でした。

ここまで来ると視界を遮るものがほとんどなくなってくるので、高度感が増してきます。そして、この日も前日に引き続き、山に山の影が写るぐらいの良い天気なので、山頂での景色に期待が高まります。

ここの坂を上りきれば山頂までもう少し!山の影が山に写るのは朝だけ。

山頂の手前は大きい岩が重なり合ったところを抜けていきます。下の写真の箇所は少し思い切って飛び移る必要があります。マーク以外のところも見てみましたが、どちらにしろ飛び移る感じになりそうです。

ここがある意味一番の要注意ポイント。飛び移る感じになります。

この岩場を抜けるといよいよ山頂です!山頂は青空が広がり視界が大きく開けていて、開放感満載の場所でした。しかも、朝一に出てきたのでほとんど貸切状態です!

空木岳山頂に到着!真っ青な空と石の影の対比が好きです。
空木岳山頂で景色を見て黄昏つつ、三角点にタッチ!

空木岳山頂からはこれから降りていく尾根と駒ヶ根の街が見渡せます。

景色を堪能したあとは、稜線に見える駒峰ヒュッテにより朝ごはんを食べます。

空木岳山頂からの景色は絶景!これからこの尾根を降りていきます。

山頂からヒュッテまでの道は花崗岩が砕け砂のようになっている道を降ります。とても滑るので慎重に進みます。駒峰ヒュッテに到着したらテラスで木曽殿山荘のおにぎり弁当をいただきます。朝は日が当たらなくて肌寒かったですが、夕方は日があたり暖かそうなのでここで自炊をするのもいいなぁと思いました。ちなみに有料トイレもあります。

また、駒峰ヒュッテは素泊まりのみの予約不要のヒュッテなため、木曽殿山荘に泊まれなかった方や宿泊費を節約したい方がよく泊まるそうです。途中すれ違った方に聞いたところ、前日は寝袋の幅しかないみっちり状態だったそうです。どこからきても比較的時間がかかるので、日没後に到着される方も多いそうで、寝る直前ごろに自分のスペースが決まるとのことでした。

駒峰ヒュッテで木曽殿山荘の朝食弁当をいただきます

朝ごはんを食べて元気になったら、あとはひたすら降りていきます。気持ちのいい尾根を降りていくので、どんどん進むことができます。

駒峰ヒュッテと駒石の間にはヘリポート?

空木岳は駒石手前辺りで見えなくなってきてしまうので、何回も振り向いてみてしまいます。青い空とハイマツの緑と花崗岩の白のコントラストがとても綺麗です。

真っ青な空に映える空木岳。名残惜しいです。

駒峰ヒュッテから20分ぐらいのところにある駒石は立派です。途中これが駒石かな?と勘違いするようなものもありましたが、本物は明らかに大きく立派なものだったので、見ればすぐにわかります!

駒石い大きい!思わず押してみてる風写真を撮る。

駒石を過ぎたあたりから樹林帯に入るのですが、途中野ウサギの死体に遭遇し絶叫!結構大きな野ウサギを仕留められる野生動物が住む山と実感し、尚更スピードが上がります。(ビビった割には結局何の小動物にも出会わず…)

その後駒石から1時間ほど降ると、迷い尾根にとりつきます。注意看板にある通りすれ違いたくないトラバース気味の狭い道が続きますが、注意して普通に歩けば危険箇所はありませんでした。

この看板から先は道が狭めになっていますが、普通に歩けば大丈夫。

さらに進むと途中に小地獄と大地獄と名前がついている鎖場があります。下の写真がおそらく大地獄なのですが、こちらも鎖を使わないで降りた方が安全な感じの場所でした。縦走路の岩場の方がよっぽど怖いです。

おそらく大地獄と思われる場所です。鎖はほとんど使いませんでした。

それにしてもこの山は使わない(使えないぷらんぷらんの)鎖が多く設置されていて、謎が深まります。冬用なのかな?

鎖使わなくともいける道に多くの鎖が設置されていました。

樹林帯に入ると代わり映えのない風景が続きますが、ベニテングダケを見つけて少しテンションが上がります!いつか完璧な形のものを見てみたいものです。

ちょっとピンボケだけれどベニテングダケ!猛毒だけれどかわいいキノコ。

ベニテングダケにテンションが上がりましたが、大地獄を過ぎたあたりからは下の写真のような単調な道が続きます。ポイントとなる目印が全くない道が続くため、GPSがないと自分の位置を確認することは一苦労です。

大地獄・小地獄を過ぎしばらくはずーっとこんな感じの降りが続きます。

途中、池山への分岐には水場があるので、手を洗ったり手拭いを濡らしたりして、ほてった体を冷やせます。

ここのそばには水場があります。ひたすら緩やかに下ります。

その後、本来の計画であれば林道終点まであと20分というところのタカウチ場でタクシー会社に電話をして、林道終点まで迎えに来てもらう予定でした。が、下の写真の通り林道は数日前から工事で通行止めになるという悲劇。結局予定より50分ほど多く歩く羽目になりました。(地図には出ていないショートカットコースがありましたが、最後の最後で崖のようになっており、すっ転んで尻もちをついたのでショートカットはお勧めしません。泣)

この工事が無ければ、ここまでタクシーで迎えに来てもらう予定でした。。。

林道終点から登山口までコースタイムで言えば1時間の道のりですが、途中スズメバチにビビり駆け下りたので45分ぐらいで登山口まで降りてくることができました。

駒ヶ根の登山口に予定より早くに下山完了!お疲れ様でした!

下山後約10分ほど歩くと、温泉に到着です!

今回書きたかったことは、中央アルプスはとてもきれいな景色が広がるけれど、地図からは感じ取れない大変さがあるルートです、ということです。結果コースタイムより時間はかかりませんでしたが、ここまでアップダウンがきついとは思いませんでした。皆様行く際は荷物を軽くしていくことをお勧めします!

下山後のお楽しみ

温泉

中央アルプスに来た際の日帰り温泉は、前泊したホテルを使わない限り早太郎温泉こまくさの湯一択になるかと思います。登山者用に入り口付近にザック置き場がおいてあり荷物整理をすることができます。また脱衣所・洗い場・ドライヤーもかなりの数があり、そこまで待つこともありません。また、中央アルプスの山小屋にかなりの確率で割引券がおいてあるので、忘れずにゲットしてください。(ここも早くお風呂に入りたさ過ぎて、写真を撮り忘れ。。。)

グルメ

今回はグルメ?というより、ビール!こまくさの湯のレストランで販売しているビールは、メジャーなビールとクラフトビールの2種類なのですが、なぜかクラフトビールのほうが安いというびっくりな販売の仕方です。たしか500円でしたが、都内で飲めば800円から1000円ぐらいなんじゃないかなというクオリティに感じました!

こまくさの湯で頂ける地ビール。有名メーカーのものよりなぜか安い。そしておいしい!

おまけ

帰りの特急でもビール!なんとなく中央線特急に乗る時はこの信州地ビールを飲まないといけない気になります。なんせ、ゆるキャラグランプリ2019大賞のアルクマビールですよ!

なぜか、特急あずさに乗って長野から帰るときはこれを飲まないと気がすみません!

登山データ

参考までに今回の登山データです!
登った日:2019年9月14〜16日(晴れ時々ガス)
登った人:幼稚園の同級生のアラサー2人
泊まった山小屋:宝剣山荘・木曽殿山荘
アクセス:新宿から高速バスで駒ヶ根インター・帰りは中央線特急
登山ルート:木曽駒ヶ岳から空木岳への縦走(中央アルプス縦走路)2日目は早く小屋に付きたい一心で飛ばし気味です。

1日目6:55バスタ新宿発⇨11:30中央道駒ヶ根インターバス停着(渋滞で1時間遅れ)⇨11:40女体入口バス停をタクシーで出⇨12:20しらび平駅発⇨12:40千畳敷着・昼食⇨13:10出発⇨13:15千畳敷⇨13:55浄土乗越⇨14:05宝剣山荘・宿泊受付⇨14:15出発⇨14:30中岳⇨15:00木曽駒ヶ岳山頂・休憩45⇨巻道経由⇨16:15宝剣山荘・着替え・乾杯⇨16:50夕食・夕日を見ながらおにぎりを作る⇨20:30就寝

2日目4:00起床・準備・軽食⇨5:00宝剣山荘出発⇨5:45千畳敷カール・休憩20⇨6:35極楽平⇨7:45濁沢大峰・軽食20⇨9:10檜尾岳・休憩20⇨11:00熊沢岳・昼食30⇨12:55東川岳・休憩15⇨13:30木曽殿山荘泊着・宿泊受付⇨13:50水場⇨14:10着替え・乾杯⇨17:00夕食⇨19:30消灯

3日目4:00起床・準備軽食⇨4:50木曽殿山荘発⇨5:55第1ピーク⇨6:35空木岳山頂・休憩15⇨6:55駒峰ヒュッテ・朝食20⇨7:35駒石⇨8:40ヨナ沢の頭⇨11:00タカウチ場⇨11:25駒ヶ根に下山⇨11:40温泉・昼食⇨13:20菅の台バス停発⇨13:50駒ヶ根駅発⇨15:28岡谷駅発特急⇨18:04新宿駅着

この記事を書いた人

まり

まり

週末に全力で遊ぶために、平日は全力で働くアラサー女子。運動神経は良くないけれど、登山はがんばれます。好きなものは登山をした後のビール&冬毛の雷鳥&人が映った風景写真です。